サイコロキャラメルの終売など、不安定な明治品の売上だけでは経営が成り立ちません。OEMも同様の不安があります。自社品の比率を上げて経営を安定させるために、自社の新製品開発、販売が必要でした。パッケージを変えるだけの新製品ではなく、製品そのものの開発を目指しました。明治の本社開発部門、企画部門や研究所の協力を得ることができました。開発グループの本間さんを窓口にたくさんの指導やアドバイスをいただきました。

ユッキーリニューアル

 2015年5月、ユッキーキャラメルシリーズ10品をリニューアル発売しました。官能検査でキャラメルの固さに不満がありました。開発の本間さんに、ともかく柔らかいキャラメルに仕上げてほしいと指示しました。加えて北海道のみやげものとして付加価値をつけるために原材料の練乳を北海道産に変更してもらいました。さらにデザインも動きのあるキャラクターに替えてもらいました。リニューアルにより、それまで徐々に落ち気味だった売上が回復しました。

北海道サイコロ

 明治サイコロキャラメルが2016年3月に終売になりました。クリームキャラメル、ヨーグルトキャラメルも終売になり、明治はキャラメル市場から撤退しました。

 それより半年前に明治のTG常務から北海道で限定発売するメリットと卸店政策のアドバイスをいただきましたので概ねそのアドバイスに従って進めました。

 明治とも協議の上、2016年6月に北海道サイコロキャラメルとして発売することになりました。配合の変更、デザインの変更、5個入れ商品の開発、価格、販売ルートなど粛々と準備を進めました。

 しかし2016年5月、サイコロ終売の情報が日本中に拡がり大変なことになりました。明治、広報部は、問い合わせに対し、同じデザインで北海道限定品として道南食品が発売することを直ちにアナウンスしました。それからは道南食品に取材申し込みが殺到。NHKを含め花村さんは、テレビに3回出演、私も一度出ました。新聞、雑誌やネット記事には10を超える関連記事が掲載されました。

 満を持して6月に発売、1ヶ月で北海道の土産物店の4割に並ぶことになりました。まだ明治サイコロキャラメルの売上には及びませんが、数年で明治同様の売上金額に到達するでしょう。

チチチとファッジの説明会

 札幌のホテルで卸店や小売店、マスコミの関係者を集めて、チチチとファッジの新製品発表会を行いました。桑田本部長に挨拶をいただき、花村製造部長が商品説明を行いました。花村部長が緊張のあまり青ざめていたのは気の毒でしたが、無難にこなしてくれました。チチチ開発の明治、山下舞子さんが日帰りで参席してくれました。ありがとうございます。続く…