年間13回のイベントに出展し、合計で100万円以上の赤字を出しました。それでも、すべてが無駄だったとは思っていません。

福祉関係の展示会や地域イベントでは、出展料だけでなく、人件費、交通費、商品の運搬費などがかかります。一方、その場で売れる金額には限界があります。計算すると毎回数万円から十数万円の赤字。年間では100万円を超えました。

朝早く商品を車に積み、汗だくでブースを作り、ほとんど売れないまま夕方に片づける。「会社はボランティアではない。続ける意味があるのか」と何度も悩みました。

しかし、現場に立ち続けるうちに、売上以外の価値が見えてきました。お客様が商品に触れた瞬間の表情、質問、迷い、何気ない一言。会社の中にいるだけでは分からないヒントが、そこにはたくさんありました。

その声をもとにパンフレットの言葉を変え、ホームページの説明を見直し、動画も分かりやすく改善しました。

さらに、行政、福祉関係者、メディアの方とのつながりも生まれました。こうした信頼関係は数字に表れにくいものの、後の事業を支える大切な財産になりました。

イベントは、その場で売るだけの場所ではありません。商品の見せ方を磨き、写真や動画、お客様の声を集める市場調査の場です。

動画はこちら:https://youtu.be/b0WOlDBmT6E