車椅子用座面は長時間使用していると褥瘡や衛生処理(失禁、等)の問題が生じます。それらの問題を解決するために開発しました。体を支えるクッション部分は、理想的な体圧分散構造を実現し、その形状と合わせて褥瘡(じょくそう)を予防します。

実物

・製品の特徴
 ①適正な体重圧分散を可能にする構造
 内部のクッション材は、高反発ウレタンと低反発ウレタンを組み合わせた構造です。その特徴的な形状によって、褥瘡予防を実現しています。
 ②使用繊維(抗ウイルス、透湿防水)の優位性
 カバー材は、ルストレ®EPX(ポリテトラフロロエチレン樹脂を延伸加工したフィルムの積層品)です。防水性と透湿性という一見相反する性能を実現します。実用耐久性に優れ、高いウイルスバリア性や簡易消毒にも対応できます。さらに耐薬品性に優れています。ウイルスバリア性については「クラス6」をクリアしいます。アルコールや次亜塩素酸ナトリウム稀釈液による清拭(簡易消毒)で、ウイルスおよび細菌の除去も確認されています(北里環境科学センター)。

・車椅子用座面の開発経緯
 車椅子テニス競技をしている高校生が、臀部の褥瘡(じょくそう)で治療を受けている事実を知り、開発がスタートしました。本製品の開発者自身が車椅子生活者です。車椅子を使用している多くの方が仕事やスポーツなどの実生活で、より積極的な活動を可能にすることを目的としています。製品に触れる機会さえあれば、車椅子生活者に必ず選ばれる商品となり得ると考えています。