合理的選択

コロナ感染について、テレビの解説者や専門家も一部、誤った理解をしているようなので、「合理的選択」に書いてあった内容を示します。「…あなたはある病気にかかっているかもしれないと心配しています。そこで、あなたは検査を受けます。この検査は、もしあなたが罹患しているなら90%の確率で陽性になりますが、罹患していなくても5%の確率で陽性(偽陽性)になることが知られています。検査の結果が陽性であったとき、あなたが罹患している確率はどのくらいでしょうか。多くの人は90%とか95%とか、その間とかといった値を答えます。でも正しい答えは、これだけではわからないです。…したがって、陽性反応が出た人の罹患している人の条件付き頻度は、たったの15.38%になるのです。」